7月27日夜出発し、7月30日までの岩木山と白神岳の市民登山は、4年ぶりに雨から解放された3日間の山行となりました。7月27日、19時に岩木山に向けさいたま新都心を出発。
途中東北自動車道で休憩を4回とり、4時に予定どおりに岩木山総合運動公園トモローハウスに到着、仮眠をとりました。28日朝7時近くに目が覚め、トモローハウスの窓の外正面に、頂上付近を雲で覆われた津軽富士言われる美しい姿の岩木山が見えました。
9合目でリフトを降りるとそこはもう森林限界近くで、風が強くしかも雲の中で結構寒さを感じました。
歩きだしてすぐ右手に鳥の海火口を見ながら、鳳鳴ヒュッテ通り、大きな石がごろごろしている登山道をジグザグに登り、高度差150メートル.水平距離500メートルを1時間かけて頂上に到着、しかし雲の中で展望はほとんど効きませんでした。岩木山神社奥宮と避難小屋があり、とりあえず記念撮影と休憩を取りました。
その後同じルートを1時間かけ下山しました。登山道ではリフトのしおりにも使われているミチノクコザクラ等の高山植物は、探しましたが見ることができず残念でした。宿泊する白神海彦山彦館に16時ごろ到着、入浴を済ませ18時食事、そのあとは翌日の出発が早いことや、前日の夜行バスの疲れもあり、翌朝オリンピックなでしこサッカーの話題が出ないところをみると、みなさん早めに寝たようでした。7月29日、今回のメイン白神岳登山に宿を5時に2台のマイクロバスに分乗し出発。
登山口にはすでに10台ぐらいの車が駐車していました。白神岳は全員が頂上に立ち、又、怪我もなく戻ることを目標にしての登山ため、標高差1000m、水平距離6.5kmを、2か所の急登(最後の水場から蟶山の分岐手前と1000m付近の森林限界)除き、森林限界稜線まで、青森ヒバやブナの樹林帯で日差しなく、また、蒸し暑い中をゆっくりしたペース登りましたので、みなさんそれほど苦にはならなかったのでないでしょうか。樹林帯を過ぎると昨日同様に、雲の中で風もあり涼しい気はしますが、展望はほとんどありませんでした。たまに雲が切れると今登ってきた樹林帯とふもとの海岸線が見えました。又、岩木山と違いあちらこちらに高山植物が咲いていました。そのような所を歩いて行くこと30分で頂上に到着、登りは5.5時間でした。
下りは途中、足の不調を訴える人もいましたが、4.5時間を要して15時半登山口まで全員無事下山できました。白神岳は登る人も少なく自然遺産登録ということもあり、ごみが登山道にはほとんど見受けられませんでした。7月30日、白神十二湖トレッキングにバスで5時出発、青湖から中の池までの約1時間1.3kmの早朝散歩をしました。
朝早いこともあり、湖のあちらこちらから霧が立ち込め幻想的な雰囲気でした。又、ブナやミズナラの広葉樹林の中からはアカショウビン、ヤマセミ、アオゲラ等の鳴き声も聞こえ、心を癒してくれる雰囲気の散歩で、時間が許されるなら、もっと長く散策を楽しみたいものだと思いました。宿舎に戻り朝食をとり、8時半にバスで帰途につきました。高速道路で休憩、昼食等を取りながら20時にさいたま新都心に到着、無事に山行を終えることができました。
帰りのバスの中では、岩手山ボッカ大会のニュース、地図の読み方、山のDVD2巻を見て暇をつぶしましたが、参加者の顔合わせ、今回の山行の感想や市岳連への要望、山登りへの質問等もっと有効的な時間活用をしてほしいところもありました。 最後に、役員の方々準備から当日まで色々とお世話になり、有難うございました。今後とも私たち市民のためのハイキング等の積極的な活動をやってくださるようお願いいたします。
0 件のコメント:
コメントを投稿